KaTeX の数式を意味が伝わる画像にする
平均を求める作例で、KaTeX の数式と計算結果を確かめます。横棒、分数、総和の範囲、添字を原稿と比べ、区切りや波括弧、対応していないコマンドの問題を小さく切り分けます。実際の表示サイズで細部を確認し、画像と一緒に元の式、平易な説明、意味のある代替テキストを残します。
掲載先で数式を描画できない場合、授業、技術記事、スライドに数式画像を使うと便利です。一つの式を作るなら数式から画像を使います。説明や計算例も同じカードに入れる場合は、コンバーターで Markdown 全体を用意しましょう。
この作例では、有限個の標本の算術平均を使います。n は観測値の数、添字付きの x はそれぞれの観測値、上の横棒は平均を表します。2、4、6 なら観測値は三つで、合計は 12 なので、平均は 4 です。
簡単な計算を選んだのには理由があります。編集者がレンダラーとは別に結果を確認できるからです。美しく組まれた数式でも、分母が違う、添字がない、説明文が誤っている可能性はあります。
独立表示の数式区切りで式を一行に配置し、周囲の Markdown で見出しと計算結果を添えています。これは教材のデモであり、実験データではありません。
# Formula review
For a finite sample, the mean is:
$$
\bar{x} = \frac{1}{n}\sum_{i=1}^{n} x_i
$$
For **2, 4, 6**, the mean is **4**.
出力は学習カードや、平均についての短い説明の図に使えます。x の上の横棒、分数、総和の範囲、添字を原稿と照合してください。その後、最後の結果が本文の値と一致しているか確認します。
式が表示されないときは、数式区切りの開始と終了を最初に確認します。次に、波括弧の対応と、分数や添字付きの式に渡す内容を確認します。論文全体を貼って何か所も変えるのではなく、問題が起きる最小の式から調べましょう。
KaTeX が対応するのは、文書化された TeX 関数の集合です。すべての LaTeX パッケージや独自マクロが使えるという保証ではありません。知らないコマンドを使う前に KaTeX の対応関数リファレンスを確認してください。AI の回答から取った原稿なら、構文と数学の主張の両方を確かめます。
添字、アクセント、分数線を見分けられる表示サイズを選びます。拡大すれば読めるカードでも、スライドの小さな領域に置くと細部が失われることがあります。ダウンロードしたファイルを予定のサイズで確認し、式の周囲に余白を残します。
編集可能な文書には元の式を残し、公開画像のそばには平易な言葉の説明も添えます。代替テキストは、式の役割と計算例の結果を伝えるものにします。画像だけでは、数式の内容を選択できず、すべての読者が読めるとも限りません。
記法と計算を確認したら、読みやすい数式画像を作成しましょう。