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2025年11月16日日曜日

KaTeX 数式をどこでも読みやすく届ける

KaTeX 数式をどこでも読みやすく届ける

なぜ画像も用意するのか

Markdown 上の KaTeX は美しいものの、メールクライアントや社内チャットではスタイルが消えることがあります。Markdown 原稿を保持したまま、同じ内容を PNG / SVG として書き出して配布すれば、安全に再利用できます。

記述のコツ

  • $…$ は行内、$$…$$ は独立した式に使う。
  • 長い分数や平方根は行を分けておくと、狭い画面でも読める。
  • <!-- 物理 I 第 5 回 --> のようなコメントで利用シーンを残す。

Markdown2Image での手順

  1. KaTeX のスニペットを貼り付け、淡い背景と読みやすいセリフ体を選ぶ。
  2. 行間を 1.4〜1.6 に設定し、積み重なった記号に余裕を持たせる。
  3. スライドやチャット用に PNG、印刷や高解像度資料用に SVG / WebP を書き出す。
二次方程式の解:
$$x = \\frac{-b \\pm \\sqrt{b^2-4ac}}{2a}$$

仕上げ

  • Alt テキスト:式が示す内容を短く説明する。
  • キャプション:どの授業・どの章かをひと言添える。
  • 保管:Markdown と画像を Directus 上でペアにしておくと、翻訳や再利用がすぐに行える。

KaTeX サンプル

こうしておけば、LMS・社内 Wiki・配布プリントのどこでも同じレイアウトで数式を見せられます。

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